税理士試験 ~1年目 簿記論× 財務諸表論○~

こんばんは。税理士試験前の最後の週末が終わりました。
今年は猛暑日続きで受験生にとっては厳しい直前期だったと思います。
ここまで学習が順調に進んできた方も、思うように進まなかった方も、本試験では何が起こるかわかりませんので、今までやってきたことを信じて自分の力が出し切れるよう心から願っています。

私が税理士試験に初めて挑戦したのは、2011年34歳の時でした。
当初はまだ税理士試験の厳しさというものがわからず、前年の会計事務所への入所に向けて取得した簿記検定(3級、2級)を市販の教材で独学で取得したこと、また、子どもが小さかったため(小5と小2)自宅でできる範囲でということから、独学で挑みました。教材は、簿記論は主に会計人コースと市販の問題集、財務諸表論は同じく会計人コースとひたすら桜井先生の『財務会計講義』を読み込みました。

2011年といえば、東日本大震災という未曽有の大災害が起こり、年内はマイペースに基礎固めをしていたものの、3月の震災後は震災そのものの被害に加え、福島の原発事故のことなどさまざまな不安から子どもをもつ立場としてはいろいろなことが気になり、勉強もままならない状態でした。
そのような状況でしたので、6月に受けたTACの全国模試は簿財ともにD判定。これではさすがにまずいと思って、そこから少しずつ気持ちを切り替えて勉強に集中するようになりました。私の勉強時間帯はパートが休みの日の平日と、家族が寝静まった夜中でした。7月の半ばには子どもたちが夏休みに入り、それと同時に娘の習い事の夏の発表会に向けて約1か月半のお稽古が始まりました。お稽古場へは電車とバスを乗り継いで行かなければならず、娘はまだ一人で行くことができなかったので、毎朝仕事前にお稽古場まで送っていき、急いで出勤、仕事をして夕方一度帰宅し、夕食を作って長男と食べ、再び電車で娘をお迎えに行くという生活をしていたため、勉強したい、しなければという思いと、時間が取れない現実とでもどかしさを感じました。土日は仕事がお休みだったので、お稽古場まで送った後はお稽古が終わるまで近くのカフェや代々木公園で『財務会計講義』をひたすら読んで過ごしました。夏も真っただなかな時期のため、周りはイベントなどで楽しい雰囲気にもかかわらず、自分はひたすら分厚い本とにらめっこしてぶつぶつ暗唱・・・毎年夏の暑い時期になると思い出しますが、今となってはいい思い出です。

勉強内容に不安が残るなか迎えた初めての税理士試験、会場は震災の影響から以前のように大学を使用することはできず、TKPカンファレンスセンター(記憶が曖昧ですが、東京駅もしくは大手町駅付近だったと思います)という貸会議室でした。大学受験を含め試験で緊張するタイプではありませんでしたが、税理士試験は1年に1度というプレッシャー、緊張感のある会場の張りつめた異様な空気、そして私の場合、家族や周囲の人に協力してもらっての受験ということもあり、緊張で手が震えたのには自分でもびっくりしました。

試験結果は簿記論が不合格、財務諸表論は合格しました。
簿記論が不合格というのは感触として自分でもわかりましたが、財務諸表論については計算は手ごたえはあったものの
理論が自己流でしたので、合格していたのには少し驚きましたがとても嬉しかったのを覚えています。そして、独学でも合格できるんだという変な自信がついてしまい、あとから思えばこれが結果として合格までの期間を長引かせる要因になったように思います・・・

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